招待選手記者会見 2023/01/27

大阪国際女子マラソン 招待選手会見 2023.01.27
大阪国際女子マラソン 招待選手会見 2023.01.27
2023/01/27
第42回大阪国際女子マラソン
招待選手記者会見

日時:2023年1月27日(金)午後2時~
場所:ホテルニューオータニ大阪 2階鳳凰の間

2023年1月29日に開催される「第42回大阪国際女子マラソン」に出場する選手の記者会見が27日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開かれた。

■ 招待選手
No.1. マウリーン・チェプケモイ選手(ケニア)
No.4. 安藤友香選手(ワコール)
No.5. 佐藤早也伽選手(積水化学)
No.6. 上杉真穂選手(スターツ)
No.11 筒井咲帆選手(ヤマダホールディングス)
No.12 𠮷川侑美選手(ユニクロ)

■ ネクスト ヒロイン
No.31 大東優奈選手(天満屋)
No.32 矢尾桃子選手(関西外国語大学)
No.33 古賀華実選手(大阪芸術大学)

■ ネクストヒロイン会見
今回のレースの目標と、ランナーとしての今後の目標は。
■ 大東優奈選手(天満屋)

今回の目標は2時間27分を切ってMGC出場権を獲得すること。昨年は個人的な競技でも自己ベストなどを出せず納得のいくレースができなかったので、(今大会以降は)しっかり自己ベストを出していきたい。
■ 矢尾桃子選手(関西外国語大学)

今回の目標タイムは関西外国語大学のマラソン記録である、床呂沙紀さんの2時間36分32秒を目標とし、2時間35分台を目指して走りたいと思っている。今後は実業団で競技を続ける道ではなく、地元福井県の企業で就職する道を選びましたが、走ることは大好きなので、仕事を頑張りながら市民ランナーとして今後いろんなマラソン大会に出場したい。また走ることだけでなく、他のかたちでも陸上界に貢献できるような活動がしたいと考えている。
■ 古賀華実選手(大阪芸術大学)

今回の大会の目標タイムは2時間40分以内。初めてのマラソンになるので、積極的な走りをして自分の全力を出し切って今後に生きるようなレースにしたい。これからも実業団で競技を続けていくが、これまでタイトルとなるような結果をまだ残せていないので、結果を出すことに貪欲になる。マラソンでトップで闘える選手になることを目標に、土台を作った上で新しい環境で頑張っていきたい。
大阪国際女子マラソンの印象と、今回出場することへの思い。
■ 大東選手

大学生のときに大阪ハーフマラソンを走っていて、走りやすいコースという印象がある。今回のマラソンもしっかり走っていけたらと思う。
■ 矢尾選手

大学1年のときから大阪ハーフを走っているが、(大阪国際女子マラソンは)トップ選手が集まる憧れの舞台という印象だった。今回その大会でネクストヒロインとして走らせてもらうことに感謝し、憧れの選手と一緒に走れることをプラスの力に変えて頑張りたい。
■ 古賀選手

大阪が舞台ということで、私が大阪生まれで人生でも大阪に住んでいる期間がとても長いということもあり、思い入れの深い大会だと思っている。私も昨年までハーフを走っていて、トップの選手を見てとても刺激のある大会だなと感じていた。この大会を通して1年1年成長できたらという思いもあり、今回の初マラソンの経験を通して今後の人生につながるレースにできれば。
大阪城では梅の花も咲いていた。レースでどんな花を咲かせたいか。
■ 大東選手

マラソンとしては2回目となるが、前回は納得のいく走りができなかった。今回はしっかりマラソン練習をしたうえで臨めるマラソン。練習でしてきたことを出し切り、怖がらず最後まで積極的な走りをしたい。きつくなったときには自分の持ち味である粘り強さを発揮し、MGC出場権を獲得して笑顔で終われたら。
■ 矢尾選手

今回のレースが関西外大のユニフォームを着て走れる最後のレース。これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを持ちながら、最後まで自分らしく、楽しく、笑顔の花を咲かせられるよう頑張りたい
■ 古賀選手

私も大学生活最後のレースとなる。マラソンで苦しい場面もたくさんあると思うが、苦しいことを乗り越え、ゴールした瞬間の達成感や皆さんの応援で、陸上の楽しさや新しい魅力を改めて感じることができると思う。全力を出し切って、やり切ったという思いで終えられる走りをしたい。
No.31 :大東 優奈 / DAITO,Yuna
No.31 :大東 優奈
DAITO,Yuna
No.32 :矢尾 桃子 / YAO,Momoko
No.32 :矢尾 桃子
YAO,Momoko
No.34 :古賀 華実 / KOGA,Hanami
No.34 :古賀 華実
KOGA,Hanami
■ 招待選手会見
今回のレースに向けた練習の手応えについて。またタイムや順位など具体的な目標はあるか。
■ 筒井咲帆選手(ヤマダホールディングス)

練習は今までやったことのない距離を走り、予定通りコーチが用意したメニューをこなすことができたので、本番を走るのがすごく楽しみ。目標タイムは細かく意識していないが、最低限MGC出場権を獲得することが目標。
■ 上杉真穂選手(スターツ)

大会を控えた期間だけではなく年間を通してしっかり練習を積めているので、それがマラソンの結果にも生きてくると思っている。目標タイムは具体的に設定していないが、他の選手と競り合うなかで、自分の持っている力以上のものが引き出せたらタイムもついてくると思っている。
■ 安藤友香選手(ワコール)

これまでやるべきことはやってきたので、それを信じて走りたい。目標タイムについては、自己ベストを更新したいと思っている。周りの選手の胸を借りつつ、一緒に戦うなかで優勝を目指して頑張りたい。
■ 佐藤早也伽選手(積水化学)

今までマラソン練習をしてきたなかで一番練習ができたと思う。目標タイムは自己ベストで、順位は考えていない。
■ 𠮷川侑美選手(ユニクロ)

初マラソンなのでトレーニングも初めてのことが多かったが、故障もなく監督が組んだ練習メニューを順調にこなすことができた。初マラソンで2時間22分台を出すことを目標にしているので、その目標に向けて頑張りたい。
■ マウリーン・チェプケモイ選手(ケニア)

昨年の10月からロングランとスピードのマラソン練習をしていて、手応えを感じている。目標タイムは2時間18分。
今年は10月にMGCが開催される。MGCファイナリストになっている3人はMGCに向けた今回のレースのテーマやレースプランについて、初マラソンの2人はMGCへの思いとMGC出場権を獲得するためのレースプランについて(日本人選手に)。
■ 上杉選手

MGCに向け、この大阪国際女子マラソンは大切な一本だと考えている。自分のテーマについて、なかなかマラソンでは自分から前に出て勝負するということができていなかったので、今年1年間は怖がらず前に出ることを目標に練習に取り組んできた。そこを今回のレースでチャレンジできれば、MGCで勝つことにもつながると考えている。
■ 安藤選手

この大会をMGCにつながるレースにしたい。今自分の持っている力を出し切って、全力で後悔なく終われるよう頑張りたい。
■ 佐藤選手

今回は他の選手と競り合うようなレースができたらと考えている。今回のレースで自信をつけてMGCに向かいたい。
■ 筒井選手

自分にとってこの大会はMGCに向けた「始まり」でありスタートの一本目。初めての挑戦だが、この大会に向け約1年間練習をしてきた。自分の力を発揮できたらMGCにもつながると思っているので、その気持ちで頑張りたい。
■ 𠮷川選手

筒井選手と同じく私も今回が初マラソンで、ここが私のスタートだと考えている。目標は2時間22分。MGC出場権を取りにいくというよりは、まずは記録にこだわって自分自身と戦っていきたいと考えている。レースが終わってから今後のイメージを作っていく。
No.1 :マウリーン・チェプケモイ / CHEPKEMOI,Maurine
No.1 :マウリーン・チェプケモイ
CHEPKEMOI,Maurine
No.4 :安藤 友香 / ANDO,Yuka
No.4 :安藤 友香
ANDO,Yuka
ここ数日寒波で気温が下がっており、レース当日も寒くなることが予想される。
寒さについて強い方か、また寒さ対策などはあるか。
■ 筒井選手

暑いよりは寒い方が走れると思っている。レースに向けここ1カ月間群馬県におり、大阪より寒い環境で練習してきたので、当日も自信を持って走りたい。
■ 上杉選手

寒さについてはあまり考えていなかった。寒かろうが暑かろうが自分の全力を出せるよう準備していきたい。
■ 安藤選手

暑いよりは寒い方がいいと思っているくらいで、あまり考えていなかったが、当日も寒くなると思うので対策はして万全の状態で臨めるようにしたい。
■ 佐藤選手

出身が東北なのもあって、もともと寒さに慣れていて苦手意識はない。
■ 𠮷川選手

寒さは私もあまり影響がないと思う。条件が悪くなればなるほど、トップ選手との差も縮まると思うので、もっとみんなと競り合えると考えている。
■ マウリーン・チェプケモイ選手

寒さの影響で自分含め選手の記録にも影響してくると考えているが、ベストを尽くすだけだ。
安藤選手は6月の日本選手権で5,000m、その後ハーフ、また5,000m、その後またハーフと連戦した。その意図と手応えは。
■ 安藤選手

3月のマラソンを走ってから1度トラックレースの方に移行し、トラックのスピードを磨くことで自己ベストを更新することができたのは、自信やはずみになった。トラックで磨いたスピードをマラソンで少しでも生かしていけたらいいなと思っている。(交互に走っていた理由は)もともとアジア選手権が行われるということでスケジュールを組んでいたが残念ながら無くなってしまったことなどの影響で最終的にこうなった。
佐藤選手はこれまでのマラソン練習で一番いい練習だったということだったが、もう少し具体的に、手応えをどういう部分に感じたのか。
■ 佐藤選手

今回のマラソン練習では足の痛みやケガもなくずっと継続することができたということが手応えにつながっている。
𠮷川選手は2時間22分台という目標タイムを設定しているが、その理由は。
■ 𠮷川選手

32歳で初マラソンに挑戦するということは、今までにそんなになかったことだと思うが、そのなかでインパクトを残したい。監督に初マラソンで2時間22分台を目指すのは難しいか相談したが、「難しくないよ」と答えてくれた。私の目標に沿って練習メニューを作ってもらい、一緒に戦ってくれていると感じている。私はまだ日本代表になったことがなく一昨年のハーフマラソンで日本代表をつかみかけたが、昨年コロナで大会が中止になり、出走できていない。その悔しさをマラソンにぶつけるしかない。また、ブダペスト世界陸上の派遣設定記録は2時間23分18秒。初マラソンで世界の標準記録を切ることが自分のステータスにもなる。それをプラスの力にしてマラソンをスタートしたいという思いから、この目標を設定した。
筒井選手はハーフマラソンでいい成績を出していたが、何が決め手となってフルマラソンに距離を伸ばせると感じたのか。
■ 筒井選手

ハーフやトラックで自信をつけたからこの大会に臨むというよりは、去年5月の10,000m日本選手権で悔いなくやり切るつもりで勝負し、やり切った。日本選手権を終えてから気持ちを切り替え、この日のために練習をしてきた。
No.5 :佐藤 早也伽 / SATO,Sayaka
No.5 :佐藤 早也伽
SATO,Sayaka
No.6 :上杉 真穂 / UESUGI,Mao
No.6 :上杉 真穂
UESUGI,Mao
先日、ヒューストン・マラソンで新谷仁美選手が久しぶりに2時間19分台のタイムを出した。その結果を聞いて意識の変化や刺激をもらったということはあるか。また、自分がそこにたどり着くために必要なことなど思うことはあるか(日本人選手に)。
■ 筒井選手

新谷選手の走りを見て私はとても刺激を受けた。新谷選手とは力の差はあるが、マラソンを走るにあたって、挑戦していく気持ちで挑みたいと思っている。新谷選手のように、頑張っている誰かの背中を押せるような走りを私もしたいと思った。
■ 上杉選手

今の自分の力を冷静に見たとき、2時間19分や18分という日本記録を目指せるかというと、まだもう少し時間がかかると思っている。それでもまだまだトラックのタイムは伸ばせるし、動きの面でも気持ちの面でも成長していけると考えている。ゆくゆくは日本記録だけじゃなく、もっと上のタイムを目指せるようチャレンジしていきたい。
■ 安藤選手

新谷選手の記録や走りにはすごく刺激をもらえた。自分も全力を尽くして一つ一つのことをクリアしていこうと思う。
■ 佐藤選手

新谷選手の走りを見てすごく刺激を受けたし、同じ積水化学のチームメイトとしてうれしかった。私も新谷選手のように日本記録を目指していけるようなランナーになりたいと改めて思った。
■ 𠮷川選手

私はみんなより新谷選手と歳も近く、私よりも年上の先輩が日本記録を出したと聞いたときは、自分ももっと伸ばしていけるなという可能性を感じた。前回陸連の長距離合宿にリモートで参加し、そのときに新谷選手ら他の選手の練習の話を初めて聞いたが、新谷選手の練習パターンと共通する部分を感じた。私も新谷選手に続いて結果にもこだわっていきたい。練習の流れやウェイトトレーニングを取り入れている部分が似ていると感じた。
安藤選手は最初のコメントで優勝を目指すと言っていたが、優勝という順位へのこだわりやレースプランについて。
■ 安藤選手

マラソンで優勝という経験がないので、ここで優勝を一度経験したい。強い選手もたくさん参加しているが、胸を借りるつもりでしっかり走る。苦しい場面もたくさんあると思うが、自分に負けず結果がついてくるように頑張りたい。
防寒対策について。具体的にどういう対策をして臨むか。
■ 筒井選手

手袋、アームウォーマー、ホットクリームです。
■ 上杉選手

ほぼ同じです。それと走る前に足を温めておこうかなと思う。
■ 安藤選手

ほとんど同じです。
■ 佐藤選手

私も同じです。
■ 𠮷川選手

私も同じです。
■ マウリーン・チェプケモイ選手

手袋をつけるくらいで考えている。
No.11 :筒井 咲帆 / TSUTSUI,Sakiho
No.11 :筒井 咲帆
TSUTSUI,Sakiho
No.12 :𠮷川 侑美 / YOSHIKAWA,Yumi
No.12 :𠮷川 侑美
YOSHIKAWA,Yumi
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