記者発表 2021/12/23

第41回大阪国際女子マラソン記者発表 2021/12/23

第41回大阪国際女子マラソン記者発表
2021/12/23

  • 2021年12月23日午後1時~@関西テレビ・アトリウム
  • 竹内章 公益財団法人大阪陸上競技協会 専務理事
  • 瀬古利彦 公益財団法人日本陸上競技連盟 副会長兼ロードランニングコミッションリーダー

■ ごあいさつ

◇ 竹内章専務理事

第41回を迎える大阪国際女子マラソンだが、実はこの大会の歴史で沿道に出ることができなかった大会が2回ある。1回目は阪神淡路大震災のとき、大会自体が中止になった。そして前回、長居公園内の周回コースで99人がエントリーし、実際は76人が走ったが、そこで行われたのが2回目。今回は関係の皆様の尽力によって、沿道で道路に出て大会を開催することができる。そして参加標準記録を3時間07分に上げたが、361人のランナーが走ることになった。いわゆる市民マラソンのエリート層の充実が、女子で図られている。願わくは、トップクラスがどれだけ抜けた記録を出してくれるか。今後約1カ月の間、調整してもらい、トップクラスが抜けた記録を出してくれることを期待して、私たち主管の大阪陸上競技協会も運営にあたりたい。

◇ 瀬古リーダー

今年の東京オリンピックのマラソンは札幌コースで行われ、4大会ぶりに男女がダブル入賞した。さらに女子は4大会ぶりの入賞で、日本のマラソンも盛り上がってきた。女子は久々の入賞ということで、我々も本当に良かったと思っている。この勢いを切らさないように、今度の大阪国際女子マラソンでは、大会記録を持っている一山麻緒選手(ワコール)に負けないような、彼女の大会記録を破るようなレースができれば良いなと思っている。ぜひ1月を楽しみにしてください。

■ 選手紹介

◇ 瀬古リーダー

まずは松田瑞生選手(ダイハツ)。ベスト記録が2時間21分47秒。彼女は東京オリンピックの第一補欠として本当に頑張ってくれた。出られるか出られないか分からない中で、本当に最後まで準備をしてくれた。我々も彼女に感謝している。出られなかった悔しさを今回、きっと生かしてくれるんじゃないかと思っている。彼女は一山選手の大会記録をきっと破ってくれると、破らないといけないと思っている。ぜひパリオリンピックの代表になるべく、その第一歩ですから、彼女の走りをぜひ楽しみに期待して見てください。

そして佐藤早也伽選手(積水化学)。彼女は3度目のマラソンです。マラソンというのは3回目に本当の実力が出ることが多い。1回目は2時間23分、2回目は2時間24分で、安定した成績を残しているが、今度のマラソンが彼女にとって大事な大会になる。できれば最後まで松田選手と競り合って、大会記録を目指して2人で戦ってほしい。期待の一人です。

さらに松下菜摘選手(天満屋)。名門天満屋の松下選手ですから、きっと走ってくれると思っている。2回目で、本当のマラソンの力はまだ分かっていません。ただ、2回目でどういう走りをするか、すごく楽しみにしている。期待の一人です。

そして萩原歩美選手(豊田自動織機)。彼女も今度が2回目です。29歳ですけど伸びしろがあると思っているので、彼女も期待の一人です。ぜひ記事にして、盛り上げてください。

今回も男子のペースメーカーとして川内優輝くん(あいおいニッセイ同和損害保険)、岩田勇治くん(三菱重工)、田中飛鳥くん(RUNLIFE)の、前回大会も引っ張ってくれた3人が走ってくれる。そのほかにも、寺田夏生くん(JR東日本)や、神野大地くん(セルソースアスリート)、福田穣くん(NN Running Team)という豪華メンバーが引っ張てくれるので、そこも見どころになる。記録を出すにはペースメーカーの存在が必要なので、彼らが好記録の一因となってくれるよう、彼らにも頑張るように伝えておく。

第41回大阪国際女子マラソン記者発表 2021/12/23
竹内章専務理事
第41回大阪国際女子マラソン記者発表 2021/12/23
瀬古リーダー

■ 質疑応答

Q 》

女子は大阪国際女子マラソンがマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の最初の選考レースになるが、どのような期待をしている?

A》瀬古リーダー

最初のレースが肝心だと思っていて、ここで3人以上、できれば6人MGC出場権を取ってほしい。このレースがひとつの流れとして、この後のレースにも関わってくるので、できれば6人いってほしい。ペースメーカーと天気次第では、優勝タイムが2時間20分にしても5~6人が2時間26分以内に走ってくれるのではないかという期待はある。それくらいのメンバーが出ているし、ペースメーカー6人もしっかり機能してくれる。このレースが次の女子マラソンの命運を分けると思っている。ぜひそういう意味でも注目してください。

Q 》

次の世界陸上競技選手権大会の選考も兼ねて行われるが、日本陸上競技連盟としては次の世界選手権をどのように位置づけている?

A》瀬古リーダー

瀬古 オリンピックの中間にあり、今までとは違う世界選手権になる。世界選手権を目指していかないと世界のレベルに追いつけないので、今回はトップ選手がオリンピック並みの選考で決まっていくと思う。パリオリンピックのための大事な位置づけとしている。

Q 》

ペースメーカーの設定はある程度イメージはできている?

A》瀬古リーダー

少なくとも大会記録の2時間21分11秒がある程度の目安になると思う。

Q 》

3年後のパリオリンピックでメダルを取るための方策はどう考えている?

A》瀬古リーダー

地力を上げるしかない。世界に追いつくにはある程度のタイムがないと話にならないので、この3年間で、特に女子は世界記録に肉薄するようなところにいかないといけない。今回(東京オリンピック)も8番ですからそれより上をいかないといけないので、男子もそうだが、日本記録を破るようなレベルでこの3年間をいきたい。記録にこだわっていきたい。

Q 》

今回は沿道の客に応援の自粛は呼び掛けないが、そう判断した理由は?

A》竹内章専務理事

主催の事務局と相談して、全体的に新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきた上、ワクチン接種がかなりのスピードで進んでいるのを考慮した。やはり沿道の応援がマラソンでも駅伝でも大きいので、その後押しを考えて、感染対策を十分とることを前提に沿道でも応援してほしい。また、スタンドにも観客を入れて盛り上がる中でやりたい。ただ、こういう時世で、いつどのような変化が起こるか分からないので、柔軟に対応していきたい。

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