記者発表 2019/12/17

第39回大阪国際女子マラソン記者発表
2019/12/17

記者発表では大阪陸上競技協会の竹内章専務理事、日本陸上競技協会の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーにご登壇いただき、今大会について語っていただきました。

招待選手・ネクストヒロイン選手を発表

◇ 竹内章専務理事
大阪国際女子マラソンも今年で39回目を迎えました。
今年はひとつ大きな特色があります。9月のMGCを受けてあと1枠、3枠目の選手を決める大会の2レース目ということになります。
今月行われた埼玉国際マラソンは少し調子がでませんでしたが、あと残された大会が、名古屋と大阪、この2大会ということになります。
選手たちは設定した記録を更新することを目指しますので、ハイペースが予想される、まれな大会になるんじゃないかと思っております。
ポスターには、2の数字が5つならんでいます。
できれば、左から2番目の2を1にしていただくことが嬉しいんですが、それは難しいとしても真ん中の2を0か1にする戦い、そこまでいかなくても右の2つを0にする、1にする戦いをしていただきたい。
そしてこの大会はMGCの一環ですが、日本の女子マラソンの次の世代を育てる大会でもあるということで、そういう役割を担ってきました。出場選手がハイペースにまけずについていくことで23分や24分台の記録を達成して、次の日本の女子マラソンの世代ができてくることを心から願っています。みなさんの協力をもって大会をもりあげていただいて、いま申し上げたことが達成できるようご協力をお願いします。

◇瀬古利彦リーダー
いよいよMGCファイナルチャレンジ3人目を決めるレースが来年に迫っています。今大会も素晴らしい選手たちがそろいました。きっとファイナルチャレンジの記録を破ってくれると確信しています。今回は届かない若い選手でも次の五輪、パリの五輪にむけて、そういううえでもいい記録を出す選手がでてくると思います。みなさんには期待していただいて、応援してもらいたいです。

◇瀬古利彦リーダーより選手へのコメント
2時間22分という記録は男子の2時間05分49秒よりも少しタイムの設定が甘いところがあると思いますので、男子よりも切れるチャンスが高いと思っています。外国人選手もエチオピアやバーレーン、ケニアの選手で2時間20分が2人、2時間21分台が2人と、素晴らしい選手がそろっている。日本人選手が30㌔のPM(ペースメーカー)が終わって、その4人と競り合っていければ2時間22分は切れるタイムじゃないかと思っています。
その1番手が大ベテランですが、福士選手。このコースを知り尽くしている選手だとおもっています。年齢は37才ですが、先日のMGCも最後まで走って年齢を感じさせない走りをしていました。ベテランらしく最後まで走り抜いて、記録を出してほしいと思います。
次に2時間22分23秒の設定記録を持つ松田選手。今回の記録は彼女の記録を破ることが目標なので、松田選手が2年前の走りをしたら、必ず自分の記録を破ることができる。代表に一番近い選手じゃないかと思っています。
続いて小原選手。MGCは3番で、残念ながらあと4秒で内定をもらえなかったが、4年前にリオ五輪を逃した悔しさと今回の悔しさ、2倍の悔しさを秘めて今回は走ってくれると思う。小原の力ならこの記録は破れる記録だと思っています。
谷本選手も世界陸上で7番に入り、入賞しています。MGCを出ずに世界陸上にかけ、そして入賞して、最後のファイナルに挑戦する。意欲満々の選手だと思います。
さきほどVTRでは自己新を狙いたいといっていたが、自己新というところで2時間22分22秒を切るということを目指してほしいです。
そのほかにも若手、ベテランの選手がたくさん出ています。ペースメーカーには30キロまでいっていただいて、あとは外国人選手、そして日本人が何人かで競り合っていければ、設定記録を突破して2時間21分という記録もでる可能性が高いと思っています。紙面上でもテレビでもしっかり応援して選手をはげましてあげてください。

● 質疑応答

Q:女子ファイナルチャレンジの対象レースがあと2試合というなかで男子より突破するチャンスは高いとおっしゃったが、大阪国際女子マラソンで、記録突破への期待感と、特にどの選手に注目していますか。

A:ここの大会記録は2時間21分台ですね。野口選手。2時間21分を出しているコースなので記録をだせるにはいいコースだと思っています。タイムが出るためにはペースメーカーの安定した走りと、あと天候ですね。やはり雨や雪にはなってほしくないですし、寒い環境にはなってほしくない。12、3度で曇りで無風だと記録がいっきに狙えるチャンスが出てくると思います。注目といえばなんといっても松田選手です。地元だから、2年前に初マラソンで初優勝した、縁起がいいコースでもあります。24才で若手の松田選手にはとくに期待したいですね。

次に小原選手。MGCにでは3番でしたが、松田や福士が2時間22分をきるぐらいの力のある選手なので油断できないと今回出てきたのだと思う。先ほどのVTRでも悔いが残らないようにやりたいということなので、きっとあの二人について、そしていい勝負をしてくれると思います。

Q:ペースメーカーとして新谷仁美さんに参加していただきますが、これに関してへの期待は。

A:彼女はトラックで当然東京五輪へ向けた代表になる力があると思う。ずっと冬季トレーニングがはじまるが、五輪を目指す選手の雰囲気、緊張感を味わいたいと思って出るんだろうと思います。スピードがあるので、何キロまで行くかは聞いていないが、安定したペースで引っ張っていってくれるんじゃないかと思います。PMにも記録を後押ししてほしいですね。

Q:今回中継車に時計をつけられまして、ラップタイムを見られる後押しが予定されているが、それについて。

A:どんな表示になるか、僕は知らないんですが、5キロ毎ですか。

(司会)第39回大阪国際女子マラソンの取り組みのうちのひとつで、ランナー前方を走る中継車にタイム計を設置します。先頭集団の選手は、自然と目の前にタイムをみることができるようになる。タイム計には、5分ごとにラップタイムを表示する予定

5キロごとというのが大事なことになってくるので、本当は1キロごとにやったほうがいいとは思うんですが。今回は5㌔ごとなんですね。だいたい2時間22分切るというと、16分50~40ぐらいのペースになると思います。やっぱり目標が大体計算がつくのは大きいですよ。自分で計算するのはけっこう力がいるので。選手にとっては余計な力や気をつかわなくて、いいと思います。

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