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招待選手の一問一答(2017年1月27日)

招待選手の一問一答
(2017年1月27日)

2017年1月29日に開催される「第36回大阪国際女子マラソン」に出場する選手の記者会見が27日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開かれた。

招待選手

今大会の目標は

伊藤舞選手
(大塚製薬)

伊藤舞(大塚製薬)「目標は勝つこと。タイムは特に設定していない」

重友梨佐(天満屋)「昨年に引き続き、自己ベストを更新すること」

堀江美里(ノーリツ)「タイムは気にしていない。日本人で一番になることを目標に、ここに来た」

竹中理沙(資生堂)「タイムは2時間23から24分で、日本人トップで走ること」

加藤岬(九電工)「優勝を目標に、まだ2時間31分台しか出していないので、2時間20分台、最低でも25分を切れるように頑張りたい」

シタヤ・ハブテゲブレル(バーレーン)「優勝したい。良いタイムで走りたいが、気象条件次第だと思う」

本番に向けてどんな調整をしてきたか、そして現在の状態は

竹中理沙選手
(資生堂)

伊藤 「順調に練習ができている。12月1日から14日まで九州実業団のマラソン合宿に参加し、徳之島で足づくりをしてきた。そのあと、山陽女子ロードレース大会に出場し、宮崎で年越し合宿。都道府県対抗女子駅伝を走って調整してきた」

重友 「少しずつ良くなっている途中。この試合直前は米国・アルバカーキで合宿してきた。距離よりはスピード走に重点を置いて、動きを良くするやり方でレースに向かってきた」

堀江 「年末から宮崎で合宿していた。山陽女子ロードレースに出て、また宮崎で合宿していた。距離を踏むことを中心に練習してきた。昨年はケガで、できることが限られていた。今年は距離走をやるなかで、朝練ができるとか、充実感を噛みしめている。昨年と違い、順調にスタートラインに立てると思う」

竹中 「駅伝をうまく使いながら、マラソンを見据えてスピードを強化し、その後から本格的に千葉県富津市でトレーニングを積んだ。アルバカーキでも1カ月間、高地トレーニングしてきた。内容も充実していたので、良い状態でのぞめる」

加藤 「伊藤さんと同じで12月は徳之島で合宿して、しっかり足づくりをテーマにやってきた。12月29日から宮崎県で年末年始合宿をして、我慢する走りと後半どれだけ上げられるかを目標にやってきた、状態は浮き沈みなく、良い状態」

ハブテゲブレル 「今の状態は良好。しかし、ちょっと故障があった時期もあり、そういう意味では準備が足りない部分もある。トレーニングしすぎないことに注意を払いながら、ちゃんとした調整をしてきた」

今大会は陸連の方針に、前半を抑え気味にして後半にペースを上げる「ネガティブ・スプリット」の考えが導入される。ペースメーカーも前半しか付かない。そういうレースはなかなか経験していないと思うが、自信はあるか

重友梨佐選手
(天満屋)

伊藤 「これまでの世界大会はすべて後半のタイムが上がっているので、後半に上げられる走りがしたい。今まで12回、マラソンを走ったが、そのうち1回しかそういうことができていないので、これから後半にしっかり上げられるように仕上げたい」

重友 「今までは前半に突っ込んで、後半失速する走りが多かった。そういう意味では新しい挑戦。どうなるのか楽しみ」

堀江 「最近のハーフマラソンでは(1時間)12分から12分30秒というタイムでしか走れていないが、そこからどんな勝負ができるかがマラソンだと思う。昨年は(前半)14分と(後半)14分だったし、7月にゴールドコーストで走ったときは(前半)13分と(後半)13分だったので、今年は12分というタイムで流れに乗って、そこからどこまで上げられるか、しっかり挑戦したい」

竹中 「今年の設定は昨年より遅め。昨年も少しゆとりはあったが、今年はもっとゆとりを持っていけるので、そこから自分の走りがしていけたら。ペースメーカーもハーフまでいてくれれば十分なので、自分のレースができれば」

加藤 「マラソンは昨年1度だけ経験した。今年は12分から12分30秒の設定。練習でも後半上げられるようやってきたので、それがしっかり出せればいいと思う」

ハブテゲブレル 「マラソンは21キロ地点よりあとのところでアスリートが競り合いをする。最後のところで激しい競り合いがあったとしても、特段困難とは思わない」

(選手村近くの)大阪城公園では寒い冬を乗り越えて、梅が元気に咲いている。みなさんも寒さに耐えなければならない時期を乗り越えて今日まできている。(大会本番の)29日は、これまでのどんな経験が一番の自信になるか

シタヤ・ハブテゲブレル選手
(バーレーン)

伊藤 「リオ五輪の日本代表になるまでは、あきらめずに自分ができることをやってきた。けがや体調不良もあり、うまくいかないときもあったが、それを投げ出さずにやってきたことが自分の強みで、今がある」

重友 「私も同じような感じだが、苦しい時期があったことが今の自分の力になっていると思う。うまくいかないことがあっても我慢してやれたことは絶対自分にとって強みになっている」

堀江 「昨年の大阪国際女子は故障中だった。かかとから地面に足をつけることができない状態でマラソンを走るためには、どんな練習ができるかを必死に考えた。できることをやるという姿勢でやっていたが、(マイペースで)2着という結果になった。あきらめなければ必ずゴールにたどり着ける、喜びにたどりつけるというのが実感できた。どんな苦しみがあっても絶対大丈夫だと思える。昨年のマラソンが自信になった」

竹中 「今回の練習では思うようにいかないときもあって、試行錯誤しながらのトレ-ニングだった。その中で苦しみながらも絶対にあきらめずに取り組んできて、思うようにいかないときもそれをカバーするトレーニングもできた。苦しい練習を乗り越えられたことが今の自分につながっている」

加藤 「距離を走ったこと。昨年はどう頑張っても月間1千キロを越えることができなかったが、昨年は10月と12月に1千キロを越えてしっかり足づくりができたし、距離も踏めた。マラソンを走り切れる自信につながった」

ハブテゲブレル 「しっかりと走ることができる。足に故障があった時期もあった。いつ治るのか、心配することもあった。アスリートには試練がある。足を痛めたりしたら、それは試練。そういったものを耐えてトレーニングして、この舞台にやってきた」

あさってのレースで、これだけはやると決めているものはあるか

堀江美里選手
(ノーリツ)

伊藤 「あります」

重友 「あります」

堀江 「あります」

加藤 「ないと見せかけて、あります(笑)」

ハブテゲブレル 「ある(※日本語で)」




今大会はロンドン世界陸上の代表選考会。代表への思いは

加藤岬選手
(九電工)

伊藤 「世界陸上を2回、五輪も経験して、大きな舞台で力を出し切ることの難しさを感じている。世界陸上に向けて、一つ一つのマラソンを大事にしていきたい」

重友 「何本かマラソンを走ってみても安定した走りができていない。そういう意味では納得したり、周りに認めてもらったりする結果を出したい。ロンドン五輪は良い思い出にはできていない。今回リベンジできたら」

堀江 「マラソンで日の丸を付けることが目標。しっかりと一歩一歩前進して目の前にあるチャンスを掴めるよう挑戦したい」

竹中 「誰が出るとかではなく、自分が純粋にマラソンで良い走りしたい。日本代表になりたいというのはマラソンを始めたころからあるので、代表をつかみ取りたい」

加藤 「マラソンに限らず、これまで日本代表になったことがない。東京五輪を目指すためにはロンドン世界陸上はひとつの経験になる。絶対に行きたい。同級生の前田(彩里)がけがで苦しんでいるが、私が元気に走って代表を取って、一緒に走れるようになれたらいいと思う」

ハブテゲブレル 「世界選手権には参加したい。参加に必要な標準記録を要求されるが、そのため、この大会で強豪といわれる選手になって、世界選手権でも強豪といわれる選手になりたい。可能なら優勝したい」

ネクスト ヒロイン

今大会の目標タイムと2020年東京五輪への思いは

前田穂南(天満屋)「今大会は2時間26分以内のレースができればと思っている。東京五輪はマラソンで出場することが目標」

前川晴菜(十八銀行)「2時間30分を目標としている。東京五輪については今回のレースを走ってみて、考えていこうと思っている」

床呂沙紀(関西外国語大)「目標タイムは2時間30分を切ること。東京五輪はマラソンで絶対出たいと考えている。そのために今回の経験をいいものにしたいと思う」

新井沙紀枝(大阪学院大)「目標タイムは2時間30分を切ること。1キロ3分30秒でおして、どこまでおしていけるかを目標にしていこうと思う。五輪はマラソンで出たい。今回が初マラソンで、マラソンとはどういうものかを実感するためにはあさってのレースを迎えたい」

林和佳奈(大阪学院大)「目標タイムは上限が2時間34分台、下限で2時間40分台を設定している。沙紀枝先輩と同様に初マラソンなので、楽しむことを大切に走りたい。東京五輪については、きっとすばらしい大会になるのだろうなと思っている」

佐藤季実子(京都産業大)「目標タイムは2時間37分。自分たちは東京五輪を目指していける世代。東京五輪まで競技を続けているか未定だが、狙えるところまで狙っていきたい」

(この大会は)初めての方が多いと思うが、選手村の様子はどうか。「カーボ・ローディング」(体内にグリコーゲンを蓄えるための食事法)などはしているのか。本番へ向けての気持ちや食事の面について

前田 「今回のレースは最初不安があったが、今は楽しみでわくわくしている」

前川 「初マラソンだが、自分の力を出し切ることを一番の目標にしている。あまり気負わずに楽しんでレースを走れるよう、余裕をもっていきたいと思う。カーボ・ローディングとかはあまりしたことないが、ご飯や麺などを普段より多く食べるようにしている」

床呂 「昨年もネクストヒロイン枠で出させていただいたが、今回はまた違ったわくわく感がある。選手村に来てから、すごくとてもわくわくしている。食事面は特にカーボ・ローディングとか徹底的なことはしていない。いつも通りの試合前の食事をしている」

新井 「初マラソンで緊張しているが、それなりの練習が出来ていると思う。本番当日はのびのびと、楽しんで走りたいと思う」

林 「宮崎県で正月合宿をしたが、年末年始はうまく走れていなかったのが、だんだんと『沙紀枝先輩としっかりこのマラソンを走りたい』という気持ちが出てきて、走ることは楽しいと感じだしている。今回のレースはいろいろなきっかけになるなと感じている。食事面に関しては、いつも通り平常心ということで、寮で用意してもらった料理などをきちんととって規則正しい生活をしてきた」

佐藤 「初めてこのような形で出場するが、普段はテレビで観ているようなすごい選手の皆さんと一緒に走らせていただくのはすごく貴重な経験。少し不安もあるが、初めてのマラソンなので最後まで楽しんで走りたいと思っている。食事面に関しては、特にマラソンに向けてという形ではないが、いつもどおりの試合前の生活を心がけている」

ここにくるまでにマラソンを走る上で自信になったのはどんな練習か。その練習を積んでマラソンへの思いに気持ちの変化はあったか

前田 「40キロのクロスカントリーをしたことが、マラソン練習をしているという実感があった。もっとマラソンがしたいと思った」

前川 「40キロや30キロのロードやクロカンを走ってきた。マラソン練習をするまでの軽走では後半へばったりしていたが、マラソン練習をしていくうちに長い距離も少しずつこなせるようになって、マラソンを走ることが楽しくなった」

床呂 「前回の大阪国際女子マラソンの前には30キロしか走っていなかったが、今回は1カ月の間に3本の市民マラソンを走った。周りの応援もあって、すごく楽しく走ることができた。その市民マラソンで42キロを走った後、自分の中で足が強くなってきているという感覚があった。走るごとにマラソンって楽しいと感じた」

新井 「1週間のうちに30キロ3本をやったり、その間に1500メートルのポイント練習をしたりしたことがすごく自信につながった。マラソン練習をこなせたことでマラソンに対する不安というのが少しなくなり、楽しいという気持ちになることができた」

林 「私はクロカンでの30㌔走がすごく自信になっている。練習をこなすごとに体幹がしっかりしているというのを、いろいろな場面で感じることができるのが自信になっている。志水監督から『お前はマラソン向きだよ』と言われたときは半信半疑だったが、練習をこなして距離が伸びていくうちに、楽しんでいる自分がいて『すごく楽しいなあ』と思いながら練習できるようになった。マラソンは調子の波があると思うが、その波を自分なりに楽しんでいきたいと思う」

佐藤 「12月に少し故障している時期があって、そのときは『マラソンをもう走れないかも』と諦めかけたときもあった。足が治り始めて、少ないながらもマラソン練習という形で30キロ走とかやっていく中で、少しずつ走れるようになり、改めて走ることの楽しさを感じた。故障しているときはマラソンに対して本当に恐怖心しかなかったが、今は自分の力がどこまで通用するのか楽しみになった」

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