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2018/12/20
第38回大阪国際女子マラソン記者発表
@大阪市北区の関西テレビ、午後2時~

●一般財団法人大阪陸上競技協会専務理事
竹内章 挨拶

「みなさん失礼いたします。本日はようこそお越しくださいましてありがとうございます。第38回大阪国際女子マラソン大会は、来年9月のMGC出場権がかかっている。去年は2人、MGCの権利を獲得しましたが、今年はなんとしても6人、あるいはそれ以上のワイルドカードを持つ選手に(MGCへ)進出してもらいたいと思っています。
あとでご紹介がありますが、実業団、学生よりそうそうたるメンバーに集まっていただいています。そしてそれを支える層というとおかしいですが、市民ランナーも今年は400名を超す、総勢475名の大会ということになりました。実は5年ぐらい前になりますが、このマラソンは3時間15分が制限記録でしたが、550を超す人数になって、申し訳ないですが段階的に参加標準記録を上げまして、今大会は3時間10分という記録を設定をしていますが、それでも何年か前とあまりかわらないくらいの人数がエントリーされました。つまり、3時間10分をきる、3時間をきる、2時間50分をきる、そういう層が日本の女子では充実してきているのではないかと思っています。皆様がたの協力をもちまして、この大会が盛り上がるようになりますように、よろしくお願いします。ありがとうございます」
 
●公益財団法人日本陸上競技連盟 強化委員会 マラソン強化戦略プロジェクトリーダー
瀬古利彦 挨拶

「みなさんこんにちは。いよいよ来年1月27日、最後のMGC選考レースが始まります。女子はいまだ8人ということで、男子の21人に比べたらちょっと寂しい状況であります。来年こそはこの大阪で第2の松田選手が出ることを祈りますし、たくさんの突破者が出ることを祈ります。
たくさんの突破者に、第2の松田さんが出ないことには、本当の女子マラソンの復活ということにはならないと思っています。是非ともこういう思いをこめて、来年の大阪国際女子マラソンを迎えたいと思います。ぜひみなさんも応援してください。以上です」
 
●瀬古リーダーより招待選手へのコメント

「今回、外国人招待選手は実力のある選手が集まりました。まずバーレーン出身のメリマ・モハメド選手で、2時間23分06秒。スツメ・アセファ選手はエチオピアの選手で2時間24分。ケニアのボルネス・ジェプキルイ選手など、2時間23~24分の選手が4人エントリーしました。そして中国からいまナンバー1であるホー・インリ選手も来てくれています。

続いて日本選手です。今回、実績のあるベテラン選手と実力のある中堅、そして勢いのある若手がたくさんエントリーしてくれました。本当にみなさんをわくわくさせてくれるレースになると思います。
まず、リオ五輪に出てくれた福士加代子選手。五輪以来マラソンに出場していませんが、聞くところによると、すばらしくいい練習ができていると、自己記録を目指して走るということを聞いておりますので、調子がいいんだろうなと思います。昔の走りに期待したいと思います。
そしてリオ五輪に出た田中智美選手。彼女もリオ以来のレースとなります。当然、力もありますので、優勝候補になる可能性が高いのではないかと思います。そしてMGCは決まっておりますが、小原怜選手。彼女も、田中選手に負けたという思いがありますので、彼女には、2時間23分20秒の自己記録を破ることに挑戦してほしい。
続いて、田中華絵選手。17年の大阪女子マラソンで3位です。今年度は走っていませんが、大阪ではきっと自己記録を目指してくれると思います。2時間26分19秒ですから、彼女のレベルからしたら2時間24分の力を持っているのではないかと思っています。そして若手の選手では、石井寿美選手。2時間27分35秒で走っておりますが、これで終わるような選手ではないので、MGCのみならず、2時間24分を切って大会記録に挑戦してほしい。そして、若手の藤本彩夏選手、京セラの21歳の選手です。10代の日本最高記録を東京マラソンで作りました。ここのところちょっと走っていませんが、若手のホープとして復活を願っています。
そして私が一番期待しているのが、ダイハツの大森菜月選手。初マラソンということで、どれだけの記録を出すのか分かりませんが、聞くところによると、松田選手と一緒に練習して勝つこともあるということです。相当の力をつけているということなので、今回の優勝候補のナンバーワンかなと期待をこめています。
そして大学生では、大阪学院大学の水口瞳選手。彼女も2時間33分10秒。大阪で8位ということで、力は十分持っておりますので、MGCの獲得を目指してほしい。そして学生の記録を狙ってほしい。まだたくさん選手がいるのですが、時間がないのでこの程度におさえておきます。ぜひとも、大阪で最低(MGC)6人、できればそれ以上を期待をしております。みなさんも是非応援をしてあげてください」
 
●質問(解答はすべて瀬古さん)

Q:ラップチャレンジ(※30~35キロで最速ラップをマークしたランナーに賞金を与える、国内初の試み)に期待したいということですが、どういう効果あると考えるか

A:ペースメーカーが30キロまでつくわけで、それ以降はペースメーカーが外れるわけですから、どうしても勝ちたいと思うと、30~35キロはかけひきが優先になるきらいがよくあります。そこはやはり、こういう賞金が出るということであれば、外国人選手が狙ってペースを上げてくれるのではないか。何もないよりは、あったほうが頑張り甲斐もあると思うので。ペースが落ちるところ、苦しいところで少しでもペースを上げてもらえれば、大会記録に近づく記録がでるのではないかなということでやったのだと思います。これはカンテレはよく頭をつかったなと思います(笑)私は想像つかなかったので。これを聞いたときに、これは大会記録が出るなと感じました。中々のいい発想だと思います。100点をあげたいです。

Q:タイムを出すことの重要性をどのように考えているか

A:いま松田選手が私の中では、頭1つ抜けていると思います。1人だけでは、彼女に負担をかけてしまう。やはりライバルが出てくることを期待したい。第2の松田選手が出てくるということ。それが日本の女子マラソンが復活する条件だと思います。
男子は何人もライバルが出てきた。それが日本の男子マラソンのレベルアップにつながっている。女子はやはり、できれば2人くらい出てくれたら、女子マラソンも男子に近づいて復活ののろしがあがるのではないかと思います。勝つことも大事ですが、今回はある程度の記録を出すことが大事だと思います。せっかくラップチャレンジを作ってもらったわけですから、記録をつくってもらう環境は整ったので、あとは監督選手たちがそれに応えて、記録をつくってくれたらと思います。

Q:大阪で好レース、好記録が期待できると思うが、MGCを獲得するために鍵をにぎるものは何になるか

A:本人次第ですからね。絶対に取るぞという執念を持たないとだめだと思います。苦しくなったときにどうするかということなので。やはり30㌔以降、絶対にオリンピックにいくぞという信念を強く持った人が勝ち残ると思います。それがないとMGCも取れない。MGCの先を考えて、そういう気持ちで戦ってほしい。

Q:記録を出さないと世界とは戦えないと思うが、ペースメーカーの設定もやはりMGCに合わせるのではなくて、世界と戦うために合わせるのか

A:われわれが思うのは当然、大会記録に挑戦していただきたいと思っています。野口みずきさんが2時間21分台だと思いますが、これを出したことで世界に羽ばたいたので。彼女の記録に近づくことがオリンピックへの戦いということなので、当然2時間22分台というところがターゲットになると思います。

Q:ベテランの福士加代子さん、東京五輪に向けて福士さんへの期待は

A:本人は36歳。年は本人が決めることなので、年を取ったらだめだ、と思ったらだめだろうし、たぶん本人はそういう風には思わない選手なので。やはり36になってもこれぐらい走れるんだというのを若手に見せてほしい。彼女は若手の見本になると思う。ただ若手は福士さんに負けていてはだめ。福士さんの上を目指してほしい。福士さんも若手には負けないという相乗効果がうまれることを願っています。

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